2017年11月25日土曜日

フィリピンのLGBT家族を描くショートアニメ『Ang Aming Pamilya』

フィリピン国旗の画像
子育てをする同性カップルやトランスジェンダーの話は欧米の先進国だけではなく、最近はアジアからも聞こえてくるようになってきました。
先日公開された、フィリピンの「LGBT家族」(LGBT family)を描いたWebアニメを簡単に紹介します。

タイトルは『Ang Aming Pamilya』。「私たちの家族」という意味のようです。
セリフはタガログ語で字幕もないため詳しい内容は分かりませんが、どれもフィリピンの同性愛者やトランスジェンダーの実体験をもとにしているそうです。
制作したのは、アジア太平洋地域のHIV/AIDS問題に取り組む団体「Youth LEAD」です。

第一話。レズビアンのティナが意を決して息子にカミングアウトする。一緒にいる男性はゲイの友人のアラン。彼はパートナーと子供を持つことを考え始める(約6分)

第二話。ウィルバーはパートナーのトランスジェンダー女性サブリナと養子を迎えたい。ボブヘアーの女性はウィルバーの姉妹のラモーナ(流産経験者?ふたりの養子計画には反対している?)。約8分。

第三話。ラモーナはアランとシェーンのカップルに協力することを決意し、代理母として2人の子供を出産する(約8分)

《参考》
Animation that gets real about the queer Filipino family | TEAM
WATCH: Animated web series promotes LGBTI families in the Philippines | Gay Star News

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