2019年5月24日金曜日

アメリカの子供向け性教育アニメの日本語版が公開

[画像]鉛筆とメモ帳のイラスト
アメリカに子供向け性教育の活動をしている「AMAZE」という団体があり、活動の一環として短い性教育アニメを数多く制作しています。
今月、一部の動画の日本語吹き替え版が公開されました。
制作したのは、性教育や性の健康に関する啓発活動を行う日本のNPO法人ピルコンです。
アメリカの性教育NGOが製作し、無料公開されている子ども向け性教育動画「AMAZE」。

子どもたちが性の健康や豊かな人間関係について、楽しく信頼できる情報により学べるようにアメリカのNGO「AMAZE.org」によって製作されたものです。AMAZEの動画は様々な言語に翻訳され、世界中の子ども・若者や保護者、教育・医療関係者に活用されています。
AMAZE<性教育動画>|NPO法人ピルコン

AMAZEの動画には性自認や性的指向がテーマの作品も何本かあり、そのうち2本が日本語吹き替え版になっています。
動画は上記ピルコンのサイトやYouTubeで見られます。
どちらも約2分で、対象年齢は10歳以上とのことです。



ほかにも、「もしかして、妊娠?」のエピソードに男性カップルが出てきたり、「ポルノ:リアル?フィクション?」に女性が女性を誘うシーンが出てきたりします。

現時点で日本語版は10本ですが、本家の「AMAZE」には50本以上の動画があります。デートDVや障害者の性、いじめなど扱うテーマも幅広いので、今後も日本語版が追加されることを期待しています。

日本語版があるエピソードに関しては、英語版動画にも日本語字幕がついています(YouTube内の字幕設定が必要)
AMAZE.orgチャンネル|YouTube(英語版)
AMAZE Parentsチャンネル|YouTube(親向けの動画)

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