同性愛が認知されていない台湾で、レズビアンとして生きて来た母親と理解し合えず、愛されていないと感じてきた娘は、映像作品を作ることで母と向き合うことを決意する。
台湾の田舎町で生まれ、若くして望まぬ結婚を強いられたアヌ(母)は、2人の子供をDV夫から守るため都会に逃れ、台湾伝統の葬儀を行う祭司となった。葬祭の仕事を手伝うため学校に通えなかった娘のチェンは、同性愛者であることを隠さず奔放に生きる母を憎み、理解し合えないと避けてきた。しかし、自分が子供を生み、親となったことをきっかけに母の人生と向き合うことを決意。カメラを据えてアヌの本心を聞き出そうと迫る。
原題:我和我的T媽媽 / The Priestess Walks Alone
制作:国際共同制作 NHK / 3H Production (台湾 2015年)
初回放送:2016年2月24日(水)午後11時00分~
再放送:
2016年3月3日(木)午後5時00分~
2016年5月20日(金)午後5時00分~
2017年5月11日(木)午前0時00分~
2018年8月16日(木)午前0時00分~
母と私 | BS世界のドキュメンタリー | NHK BS1 - NHKオンライン
この番組のことはたまたま知ったんですが、再々々...放送なんですね。
今回の放送は、8月16日(木)午前0時(15日深夜)。
「スポーツ番組により、休止となる可能性があります。ご了承ください」とのことです。
今回放送されるのは50分のバージョンですが、2016年に88分に再編集され、『日常對話/Small Talk』という題名で公開されました。
『日常對話』の主な受賞・ノミネート歴
・第53回台湾・金馬奨 ドキュメンタリー作品賞ノミネート
・第53回台湾・金馬奨 編集賞ノミネート
・第19回台北電影奨 ドキュメンタリー作品賞受賞
・第67回ベルリン国際映画祭 テディ賞ドキュメンタリー部門受賞
・第90回米アカデミー賞外国語映画賞の台湾代表作品
《関連》
・ベルリン映画祭、台湾のドキュメンタリー『日常対話』にテディ賞|Taiwan Today
・台湾代表はドキュメンタリー「日常対話」 米アカデミー賞外国語部門|フォーカス台湾